直径30センチを超える大きさの時計となると、使い残しの端材では取れません。
ストックしてある幅の広い一枚板を使います。
荒削りの丸板を、木工旋盤で真ん丸に仕上げていきます。
何度も試作した結果、出来るだけ素材の厚み=存在感を
出した方がいいという結論になりました。

不必要にデザインしなくても、シンプルな加工の方が、素材が活きます。

時計の顔である文字盤をシルクスクリーンでプリントします。
裏面には必ず(樹種名・科目・主要産地)をプリントしています。手間のかかる作業ですが、木の店つぐみの木に対するこだわりです。
伐採場所など詳細に解る場合は細かく表示します。
塗装には、オスモ社ノーマルクリアを使用しています。塗装すると木の色や木目が浮き立ち、無垢素材の存在感が現れます。
同じ板から木取りした2枚です。透明塗料ですが、塗装前と塗装後では色が変わります。
広葉樹の濃い木ほど、より濃い色になります。
ムーブメント、針を取り付けて完成です!

木の時計は通信販売しています。
 Webショップはこちらへ
木の時計一覧に戻る


copyright tsugumi all right reserved